東京大学アジア生物資源環境研究センター(ANESC)で、日本・アジア青少年サイエンス交流事業:SAKURA Exchange Program in Science, 2019(ANESCのFacebookページ)が行われました。当研究室でも海外からの学生3名を受け入れ、菌根菌の同定の実験やSSRマーカーの開発手法のレクチャーを行いました。
研究室所属の特任研究員、鶴田燃海氏が、令和元年度森林遺伝育種学会奨励賞を受賞しました。写真は、森林遺伝育種学会第8回大会での表彰および受賞講演の様子。
アジア生物資源環境研究センターの共同研究員として、Dr.劉氏が研究室に在室することになりました。
Collaborative researcher, Dr. Liu, join our laboratory!
→ Member page
練先生が森林植物研究室の松下範久先生と、福建農林大学の訪問およびシイ林、コウヨウザン林の調査に行ってきました。
2019年度第1回アジア生物資源環境研究センターセミナーが開催されました。
新たなポスドクとして、李超鋒さんが着任しました!
In the welcome party.
平成30年度東京大学学位記授与式が行われました。修士課程の2年間を修められた徐くん、修了おめでとうございます!
中央:徐くん(ANESCメンバーと安田講堂前にて)
Our co-colonising study entitled "The effects of co-colonising ectomycorrhizal fungi on mycorrhizal colonisation and sporocarp formation in Laccaria japonica colonising seedlings of Pinus densiflora" (Zhang Shijie et al.) accepted in Mycorrhiza!
詳細はOnline Firstでご覧ください。
Please find our article in Online First!
3月20日から23日にかけ新潟で開催されていました第130回日本森林学会大会に参加してきました。当研究室からは下記3題の発表がありましたが、このうち李さんの発表が学生ポスター賞を受賞しました!
-- Li Jiali et al. Salt-tolerance mechanisms of Cenococcum geophilum, an ectomycorrhizal fungus. P1-247. 学生ポスター賞受賞.
-- 王化庸ら. 異なる地域由来のCenococcum geophilumに白樺に対する感染の違いがあるか?. P1-246.
-- 鶴田燃海ら. サクラ属における組織分化の制御に関与するALOG gene familyの配列比較. P2-147.
Li Jiali: 微生物セクション学生ポスター賞
アジア生物資源環境研究センターのセミナー(生物資源環境学セミナーおよび2018年度第2回アジア生物資源環境研究センターセミナー:プログラムPDF)が弥生キャンパスで開催され、当研究室からは下記4題の発表がありました。
-- 李佳麗ら「外生菌根菌Cenococcum geophilumの耐塩性に関するメカニズムの探索」 "Salt-tolerance mechanisms of Cenococcum geophilum, an ectomycorrhizal fungus"
-- 張仕傑ら「アカマツ苗に感染させたLaccaria japonicaの子実体形成のメカニズムに関する研究」 "Study on the mechanism of sporocarp formation of Laccaria japonica colonizing the seedlings of Pinus densiflora"
-- 鶴田燃海ら「サクラ属における接合後の雑種不和合性に関与する遺伝子の探索」 "Studies on the gene involved in post-zygotic hybrid inviability in Japanese flowering cherry"
-- 徐瑞陽ら「アカマツ苗に感染させたウラムラサキの菌根形成に関与する遺伝子の同定」 "Identification of genes involved in mycorrhizal formation of Laccaria japonica colonizing Pinus densiflora seedlings"
左:徐くんの口述発表、右:張くんがポスター賞受賞!
田無にある東京大学生態調和農学機構や田無演習林の研究などを紹介するFM西東京のラジオ番組、「食・農・森」〜東大生態調和農学機構から〜の第43回のゲストとして、練先生が出演されました。
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食・農・森 東大生態調和農学機構より 今日は練春蘭さんにお越しいただきました。福建省ご出身ということで地元中国の話もありつつお届けします。 #842fm pic.twitter.com/dRF32NxxX2
— FM西東京@開局21周年!! (@fmnishitokyo) 2019年2月12日
農学生命科学研究科森林科学専攻の2018年度修士論文発表会が行われ、当研究室からは徐瑞陽が「Identification of genes involved inmycorrhizal formation of Laccaria japonica colonizing Pinus densiflora seedlings」のタイトルで発表を行いました。
(日本語題:アカマツ苗に感染させたLaccaria japonicaの菌根形成に関与する遺伝子の同定)
2019年1月より、研究室名を「森林分子生態学研究室 / Laboratory of Forest Molecular Ecology」から「森林共生生物学研究室 / Laboratory of Forest Symbiology」へと改称しました。
これまで当研究室では、分子生態学(molecular ecology)の分野において様々な研究を行ってきました(業績ページ参照)。この広く発展した研究分野の中でも、現在私たちは特に森林の生物間の共生(symbiosis)に着目した研究を行っています。このため、研究内容をより的確に表した「森林共生生物学」へと、研究室名を変えることになりました。これからも遺伝学(genetic)や分子的(molecular)手法を駆使し、生物同士が共存する不思議を明らかにしていきます!
2018年のお知らせは こちら